ここで、ご紹介するリハビリは、ヘルニアを治すものではありません。
手術で弱った筋力を元に戻すために、行うものです。
用意するもの: タオル
足の指を使って、タオルをたぐりよせます。最初はなかなか
うまくいきません。こんなことで?と思いますが、結構大変です。
3〜5回ぐらい、連続してやってみてください。
用意するもの: ゴム(100円均一売っている物で充分です。)
足首に引っ掛けて左右に、開きます。
この時、ハの字になるよう内側に力を入れます。
⇒は、左右の足を上下させます。
この時も、足先が外に向かないように、気をつけます。
足首は垂直に立てます。
2つとも、寝て行います。
20回〜30回ほど行います。
★ 腹筋・背筋
腹筋・背筋も鍛えておくと良いです。
人間は、背筋の方が強いそうです。ですから、背筋はストレッチ
の感覚で、やるといいそうです。
腹筋10回なら、背筋5回。というように・・・・
腹筋・背筋をするとき、気をつけることは、必ずひざを立てる。
ひざは、伸ばしたままでは腰をいためます。
腹筋: 肩甲骨ぐらいまで、起こせば充分です。息を吐きながら
身体をおこす。いったんとめて、ゆっくりと戻る。
背筋: 仰向けに寝て、ひざを立てます。オシリを上げ下げ。
足の裏は、床につけて。
★ 歩くということ
歩くと言う事が、こんなに難しいことだとは思いませんでした。
前回は2ヶ月にわたって寝たままの状態が続き、筋力の低下
が著しくようやく半年たってしっかりと歩けました。
今回は手術直前までなんとか、かんとか動いていましたから、
歩行という事に関してそれほどの不自由さを感じませんでした。
しかし、「正しく歩く」=「転倒防止」という事を痛感しました。
皆さんも、一度「意識して歩く」ということをしてください。
かかと→親指側に力を入れて→足指先に体重を移動。
なかなか、うまくいきません。ウォーキングするとき、このこと
ばかりに、気をとられると楽しくありません。50歩だけ、80歩
だけというように、歩数を増やしていってみてはいかがでしょう。
ジョギングは腰に負担がかかるので、いけないそうです。
蛇足ですが。26年間足が痺れている母と並んであるくと、母は
しっかりと、つま先が上がり、かかとから着地しています。
転ぶことなく、無事に済んだのは「正しい歩き方」が身について
いたからでしょうか?
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