ことばは魔法


 

    

         ことばは、魔法です。元気になれたり、悲しくなったり・・・・・・・
        今回の入院ではとってもたくさんの「優しいことば」をみつけました、貰いました。
        特に、看護師さんのことばには「癒され」ました。

  「痛いよねぇ〜。つらいね。だけど、明日になれば少しは楽になりますよ。
     だから、もう少し我慢してね。いつでも、声かけてね。」

        手術を終え、部屋に帰った患者に掛けてくれることば。どんな時も
         「手術をしたのだから痛いのは仕方がない。」というような事はいいません。
         痛みを少しでも和らげるような「ゆっくりと、優しく」声を掛けてくれます。


   
どうされましたか?」「今から伺いますね。」

     
   ナース・コールには必ず部屋まで、来てくれます。当たり前のことですが。
          とっても古い病室なので、よその部屋のことも聞こえてしまいます。
         夜中に痛くって眠れないとき、外の患者のコールに答える看護師さんの声に
         なんだか、安心して眠っていけるのです。

   
「よく、辛抱したよね。今から座薬いれますからね。がんばったね。」

       
 
圧迫骨折で入院した「ちょっとボケたおばあちゃん」に。
          痛くって、何回もコールするおばあちゃんに「まだ、座薬はだめなんだよ。」
          呼ばれるたびに根気良く、ゆっくりと優しい声で。

   
「ありがとうございました。」

        
これは、患者が言うのではなく、看護師さんが患者に言ってくれるのです。
           トイレを摂ってくれても「ありがとう。がまんしてくれて。」
           清拭をしても「体をふかしていただいてありがとう。」
           感謝をしたいのは私たちなのに・・・・

   
「今日、担当の○○です。よろしくお願いいたします。」

       
 
きちっと、必ず挨拶をしてくれます。患者の前で頭を下げて。
          「お世話になります。じゅんこおばさんです!!」

  
   
「ブツブツブツ」

        
文句をいってるんじゃありませんよ。
          点滴をする時患者の名前・点滴の種類を何回も確認しながら、声に出しているのです。



        
これは、特に気に入ったことばです。と言うよりとっても嬉かったことば。

           
「よかったねぇ。無事に終わって、安心したわ。」

      
ありきたりの言葉ですよね。でも、言ってくれた人が・・・・・
       愛しの主治医?いえいえ違います。前回担当してくれた看護師さん。

       彼女は今回異動で病棟を替わったんです。
       でも、手術が終わったあと病室に来て、手を握り血圧を測って
       くれました。涙が出るほど嬉しかったです!!

                                                      



        
先生方もなかなか素敵な言葉を患者に送っていました。
           3人いる主治医はそれぞれ、違うタイプ。それぞれがうまくバランス
           を取っているように思います。

    加藤文彦副院長(整形外科部長)

    大丈夫!!歩けるんだから。歩行器使う必要ないよ。
      だって、歩行器をひっぱて歩いてるよ、あなたの歩き方は。

      血液検査の結果だって、抗生物質使っているから肝臓機能、腎臓
      あと、炎症反応調べるけれど、ぜんぶ異常なし。
      片足で立ってごらん、僕が後ろで支えてあげるから・・・・・


         
先生が担当された同室の患者。狭窄症で、手術をされた方。
            ずいぶん、我慢して我慢して生活されてきたようです。
            こわごわ、歩行していらっしゃったんですが、先生の回診の言葉で

           「わたし、なんだかすっかり安心したら痛みも、恐怖もなくなっちゃった!!」


   
*  西村京太郎か。ぼくは「砂の器」を今見てるんですよ。
      中居くん
なかなかいいですよね。ぼくってミーハーなんですよ

         
私の抜糸しながらの会話。あら、もうおわっちゃいましたか?


       

     伊藤圭吾先生


   
*  落ち着いて、最初からゆっくり話して。

         
初めての受診を受けたとき何から話せばと、パニクッタ患者さんに。


        
僕の話についてきていますか〜。
       
それでは、リスクから話しましょう。

      
僕も、あなたの手術については、悩んだんですよ。
       加藤先生も、湯川先生もしないほうがいいと。僕もそう思うのですが。

      あなたの、痛みを考えるとしてあげたいけれど・・・・。
      仕事を続けるのなら、しないほうがいいです。リピーターになる
      確立が高いですから、60代ならすぐにでも、するのですが。


      あなたが、腰の事で悩んだり、苦しんだりすることがあるでしょう。
      そんな時、僕に話をする事で悩みが取れるのなら、いつでも来て
      話をしてください。聞くことならいつでもできますから・・・・
 
        
同室の患者さんが「感動」して話してくれました。狭窄症の方です。
          この方は、仕事を続けたいなら、今手術すべきでないと3人の先生の意見。
          この方の腰は手術をすると、リピーターになる確立が高いとのことでした。
          リハビリをして、後は通院で治す方針のようです。


                                   

                 

          

                                            

   
         
   

   
       担当医の湯川副部長です
          とにかく、大きい(185cm?)です。声も大きいです。
          優しいのですが、はっきりと物事を言われるので、きつく感じるかも。

        
表現の仕方が、不器用で、確実なことしかいわれません。
          もっと、優しく言ってくれればいいのに!!と思うのですが

        
とってもユニークな応援をしてくれます。

  
「立つんだ!!ジョー!」 
    
  私も、一応女です。できれば「岡ひろみ」「宗方コーチ」の世界がいい!!

 
 「そんなに、悩んでいると天井が落ちてくるよ。つぶれるのいやでしょ?」
     
 悩んで、ぶちぶち文句を言ったとき。

  
「すんでしまったことを、クヨクヨ悩んでも、もどれるわけじゃなし、
    これからどうなるか解らない先を心配したって。神のみぞ知る。
   
 今のあなたを、しっかりと生きなさい。」
      
もっと早く来れば、直ったのにこれからあしはどうなるんだろ?
        また、ヘルニアなるかなぁ?これからどうなるのよ!!


   湯川先生には本当に、嫌な事を言ってケンカになりそうなこともありました。

   
「あなたの足、僕の足じゃないんだから。よく考えなさい。」
   
ついつい、頼ってしまいます。

  
 最初は
「逃げじゃんか!!」 と思ったこともありました。
   
でも、よく考えると
「先生が言ったから。」
   
「先生が決めたから」人のせいにしていては、何かあったときにきっと私は
   それを、口実にしてしまうでしょう。

   私は、納得がいくまで話しました。先生もどこまで、回復するのか、どの症状
   がなおらないのか。
   リスクはあるのか?(固定するとその部分は再発しないが、他部位の再発有)

   しかし、それも本人の努力(ダイエット・生活習慣・筋力)で抑える事も可能。
   納得して受けた手術は「4時間」でした。
   以前の手術より倍以上。でも、こんなに楽?

   みんなが「歩行器は?本当に手術したの?」と聞くほど。
   「先生、走れそう。」と言って「それだけはやめてくれ!」と言われました。

   同室の方に言われました。

   「本当に、相性がいいんだね。」って。

           ????   そうか!

    「私は相性がいいんだ、湯川先生と。いやいや、それだけじゃなくって、
            麻酔科の先生とも、看護師さんとも相性がいいんだ!!」

           納得!!納得!!

    こんなに、楽な手術はありませんでした。身体が信頼しているんでしょうね。




       私にとっていい病院でも、みなさんにとってはどうかはわかりません。
       でも、一つの選択肢として考えてみてはいかがですか?

               こんな看護師さんと、先生がいる病院。
                      中部労災病院を。


                                                

定期健診で先生がくれた言葉。
なかなか、味があって嬉しい言葉。

「前世で悪い事したら、生まれてきません!!
赤ちゃんで生まれてきて、ここまで大きくなったんです。
神様から貰った命です。」

固定した椎間板の上2つが痛んでいるのに悲しくなって
「私、前世で、よっぽど悪いことしたんだろうか?」
ついつい、口から出た言葉・・・・
いつも強がっていたけれど、本当に口からポロリとでてきました。
いつも、大きな声で冗談言ってる先生が、真剣に、静かな口調で。


「お父さんは、85歳。充分生きてきたからもういいと思うか。
まだまだ、頑張ると思うか。
この治療方法がダメなら、次を考えればいいことです。
最善を尽くして手術をします。
後は、お父さんの治してやるぞという気持ちです。」

外出先で転んで救急車で運ばれた父。
大脳に出血が有り、脳神経外科に入院。
どういうものか、意識がない父が運ばれたのが、主治医のいる病院。
運がよかったんでしょうか?
それとも、そういう運命だったんでしょうか?

おかげさまで、出血が止まって一安心。
すると、腰・背中に酷い痛み。

胸椎の破裂骨折。
背中が丸くなっている父は、なかなか
骨折部分がくっつきません。
痛みが益々酷くなり、MRIの結果あと少しで神経を痛めるところまで。
手術をするには、もういい歳。
先生が取った方法は、セメントを注入。
6,5CCのセメントを注入して、胸椎を固定。
6月12日に救急車で運ばれ、いったん退院。
再度の入院、そしてセメント注入の手術。
手術の最中も、部分麻酔の父に、細かく手術の実況報告。
父は「こんなに安心してゆったりと手術を受けれるとは思わなかった。」

手術後は毎日毎日病室に。
学会に行く新幹線の時間ぎりぎりまで、心配してもらって父は
「こんなにしてもらったんだから、なんとしても治す!!」
なおらな申し訳ない!!
そんな気持ちで頑張った父は
痛みが全てなくなったわけではないが、外を歩く事も出来ます。
家の中の模様替えもします。
トイレも、行けます。

勿論、父の努力もあると思います。
でも、これだけ親切に、最善を尽くしてもらったら
「報いなければ」と思うんではないでしょうか?

術後2度目の定期健診。
歩けるようになったと報告する父に

「また、カメラを始めてください。」

「ダメ!!心配事が増えておちおち出来ないから!」

「何言ってるんですか。痛くないなら趣味を楽しんでください。」
「そして、また痛くなったら診せに来ればいいんです。


もう、何にも出来ないと思っていた父は嬉しそうでした。

先生の言葉かけ、態度は介護職のわたしも見習いたいです。


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