幸運のダイス

第三幕
「愛の形」




「パブ『ストレートフラッシュ』・・・か」

 車をその店の前に止めながら、ダイスはパチパチという音と共に点滅を繰り返している、壊れかけの看板のネオンを読んだ。
 街灯以外はほとんど明かりを見ることができない周辺にあっても、地味で目立たない酒場である。

「レイチェルちゃんの家、酒場なんだ?」
「はい。父が経営しているんです」
「ネーミングのセンスのある親父さんだな」

 ダイスはキーをジャケットの胸に仕舞い込むと、ゆっくりと車を降りた。
 そして、当然のように車の前を回って、レイチェルをエスコートすべくドアを開ける。
 彼女は少し驚いたようで、どこか照れくさそうに差し伸べられた手を握り返した。
 その瞬間、手に全神経を集中させながら、ダイスは少女を車から降ろす。
 ふと、彼はもう一つ車から手が伸びていることに気が付いた。
 その先にいるのはフランクである。
 悪戯好きの少年の表情、と言うのがピッタリだが、彼の場合はそれは表現ではなく事実となる。

「・・・ふぅ」

 ダイスは溜め息を漏らすと、何も言わずにパートナーに手を差し出した。
 しかし、彼が握り締めたものは少年の華奢な手ではなく、子供っぽいジャケットの襟首だった。

「あわわ・・・」

 悲鳴を上げるフランクを半ば放り出すように車から降ろしてから、ダイスはレイチェルの方に振り返った。
 例の笑顔はそのままである。
 今の出来事をなかったものとして扱っている。

「それじゃ、行こうか」
「は、はい・・・」

 ここまで来てまた不安になってきたのか、レイチェルの表情は浮かなかった。
 いい人そうとは言え、会ってまだ一時間強ほどしか経っていない男を実家に招くのだから、無理はなかろう。
 信頼関係を築き上げるには、あまりに時間が足りなすぎる。
 ダイスも、そこはあえて何も言わなかった。
 自らの態度と行動によって、少女の信頼を得る覚悟はすでに整っている。
 レイチェルが扉が開けると、カランカランとレトロな鐘の音が聞こえてきた。
 小気味良い音色だ。
 ますますこの店が気に入ったものの、店内を見てダイスは表情を暗くした。
 真っ暗だったのだ。
 店主の娘も、まるで恐れるようにしながら、店に足を一歩踏み入れる。
 少しヒールの高い靴が木製の床に衝突し、コンッと一世紀前の音を奏でた。
 その時、不意に闇の中から声が聞こえてきた。

「今日はもう閉店だ。帰ってくんな」
「・・・私だよ、お父さん」

 レイチェルは暗闇の中を歩み、父親の姿を微かにその視界の中に確認した。
 父のリカルドは、ビール瓶を右手に持ったままゆっくりとこちらに振り返った。
 そして、娘を見て何を思ったのだろうか、小さく溜め息を漏らした。

「なんだ、おまえか・・・今日は遅かったな」

 元々なのだろうが、その声は暗く、低かった。
 気持ちが落ち込んでいるのがダイスにもわかる。
 リカルドはポケットからオイルライターを取り出して、周囲を炎で照らした。
 その明かりでレイチェルの後方にいる二人の男の姿が浮かび上がる。

「何だ、そいつらは・・・!」
「この人たちは・・・」

 少女が説明をしようと口を開きかけるが、父親の行動の方が断然早かった。
 カウンターに足を乗せて座っていたリカルドは、手元にあったビールの瓶を招かざる客に投げつけたのだ。
 それは手前にいた娘の横を通り過ぎ、確実にダイスの方へ向かっていた。
 だが、目標に到達する手前で、瓶は鼓膜を突き破るような銃声と共に粉々に砕け散る。
 中に入っていた液体が周囲に飛散し、床を濡らした。
 その一方では、パイソンが硝煙を上げ、ダイスがやったことであると誇示をしている。

「帰れ、クズどもが・・・!」

 リカルドは皺くちゃのジャケットから拳銃を取り出し、今しがた自分の店内で発砲をしてくれた男の眉間に向けた。パイソンと同じリボルバー式の拳銃で、銃身の長いピースメーカーだった。
 その狙いが確実であることは、ターゲットが一番よくわかっていた。

「随分だな。初対面の人間に、そいつはひどいんじゃないか?」
「人買いの連中に言われたくねえな」
「お父さん、違うのよ。この人たちは・・・」
「いいんだ、レイチェル。どいてくれ」

 ダイスは目を輝かせながら、レイチェルに弾道からもっと離れるように指示した。
 この目は決して美女に反応しているわけではない。
 これはギャンブラーとしての、『カジノ荒し』として恐れられる『幸運のダイス』の目であった。

「いい趣味だな、親父さん。この時代に骨董品のリボルバーを使ってるヤツなんか、オレだけかと思ってたぜ」
「さっさと出て行け。本当にぶっ放すぞ」
「そう言いなさんな。ここは一つ勝負といかないか?」
「何だと?」
「あんたはシリンダーに弾を一つおきに入れる。シャッフルして引き金を引いた時、弾が出ればあんたの勝ち、出なきゃオレの勝ちだ。単純明快なルールだろ?」
「そっちは?」
「オレは遠慮しとくよ。こんな可愛い娘さんの父親を、撃てるわけないだろ?」

 よくしゃべる男だ。それも、下らないことばかり。
 リカルドの印象はそうだった。

「・・・いいぜ。やってやる」

 踊り子の父親はダイスの言われた通りに、拳銃から一つおきに弾丸を抜き、シリンダーを回転させた後、手首のスナップでそのままシリンダーを銃身にセットした。
 改めて、ダイスの眉間を狙う。

「止めて下さい、ダイスさん。そんな危険なこと・・・」
「心配してくれるのは嬉しいが、オレなら大丈夫さ」
「そーゆーことだから、レイチェルちゃんは下がっててね」
「フランクさん・・・」

 レイチェルはフランクによってピースメーカーの弾道から離された。
 心配ではないのか。
 彼女はそう思ったに違いない。
 コンビを組んでいるという仲間が、こんな危険な真似をしようとしているのに、何故こんなに平然としていられるのだろうか。
 到底、少女には理解できるものではなかった。
 それを横目で見やってから、リカルドは改めて無謀な男を睨み付ける。

「・・・随分、余裕じゃねえか」
「生まれてこの方、コイツで負けたことがないんでね」

 負けた時点で死亡するのだから、それは当然である。
 すでに拳銃をしまい込んでいるダイスの自信に満ちた顔が、リカルドには理解できなかった。
 娘と同じことを考えているわけである。

「てめえの人生なんぞ知らねえが、オレが引き金を引いたら、おまえの頭は吹っ飛ぶぞ。シリンダーを納めた時の音でわかる」
「知ってるさ。だが、それでもオレは負けないぜ、きっとな」
「・・・度胸だけは褒めてやる」

 瞬間、リカルドは引き金を引いた。
 パイソンとはまた違った銃声が鼓膜を刺激する。
 そこには1グラムの躊躇いもない。
 まるで、幾度となく人を撃ったことがあるような、容赦の無さだった。
 レイチェルは両手で口元を隠すようにして、息を呑んだ。
 何だかんだ言っていたフランクも、慌てたようにダイスの生死を確認する。

「・・・オレの勝ちだな」

 ダイスは小さく苦笑をする。
 初めから結果を知っていた。
 そんな顔だ。
 硝煙を吐き出すピースメーカーの銃口を変わらずターゲットに固定したまま、リカルドは表情も変えずに尋ねた。

「何故、空砲だとわかった?」

 トリガーを引き、銃声がした瞬間も余裕の笑みを崩さなかったダイスに、彼は不愉快そうに表情を歪めていた。
 それに対して、男はフッと唇で笑みを作ってみせる。

「シリンダーを納めた時の音でわかるさ」

 リカルドは少し驚いたような表情をした。
 実際に、それは有り得ないことだ。
 弾頭の有無に関わらず、弾薬はしっかりと弾殻に包まれている。
 弾丸そのものを床に落とした音ならともかく、シリンダー内に収まった状態で生ずる音での判別など精密機械でも検知できるかどうかのものだろう。
 しかし、この男のあの笑みは明らかにそれを認識した上でのもののように思われる。
 それとも、純粋な自信がそうさせたのだろうか。
 俄かに判断することはできなかったが、リカルドは「フン」と鼻を鳴らしてイスから立ち上がった。

「オレはもう寝る。あとは任せたぞ、レイチェル」
「ちょっと、お父さん・・・」
「じゃあな」

 リカルドはカウンターの突き当たりにあるドアを開けて、その先にあった階段を昇って行った。
 彼がカウンターに置いたままのオイルライターが、未だに唯一の照明である。
 なかなか粋な親父さんだ。
 そんな感想を抱きながら、ダイスはカウンターへと歩いて行った。
 そして、リカルドの残したライターを手に取って、見つめる。

「相変わらず、危なっかしいねえ」

 フランクは苦笑をするのと同時に、胸を撫で下ろすようなジェスチャーを見せる。
 その後ろにはレイチェルが呆然と立っていた。
 今のあまりのやり取りに、まだ落ち着きを取り戻せていないようだ。

「一体、どうして・・・知っていたんですか?」
「いや」
「ええぇっ!?」

 胸の膨らみを除けば、体格が似通っている二人の少年少女は、同時に目を丸くし、大きく口を開けた。
 そのまま放っておいてもよかったが、美少女の方があまりに可哀想なので、ダイスは教えてやることにした。

「目を見ればわかるのさ」
「目を・・・?」
「ひねくれちゃいるが、君の親父さんの目は、とても人を殺せるような目じゃない。それは、君が一番よく知ってるんじゃないのか?」
「・・・そうですね」

 頷いたレイチェルの顔は、しかし悲しそうだった。
 あの状況で、彼女は自分をたった一人で育ててくれた父親を信じてあげることができなかったのだ。
 それが途方もなく情けなく、虚しかった。
 親孝行をしたい。
 今でもそう願って、辛くとも何とか生きようと頑張っていたはずが、その覚悟が仮初めのものだったようにさえ思えてしまう。
 ダイスは、彼女のそんな思いを悟ったわけではなかったが、話題を変えるべく、カウンターの隅に置いてあったランプに火を点して、切り出した。

「親父さんも許可してくれたことだし、今晩は泊まってもいい?」
「あ、はい。2階にベッドのある空き部屋がありますから・・・」
「ほんとに?ラッキー、ありがとう、レイチェルちゃん」

 フランクは少年のような笑顔を浮かべて言った。
 ランプという自然な照明が、彼の顔立ちをより一層美しく見せていた。
 まあいいか。
 ダイスはそう言うように苦笑をする。

「それじゃ、オレもお言葉に甘えさせてもらうとするか」
「かしこまりました」

 レイチェルは、ようやく年相応の無邪気な笑みを見せた。
 ダイスにランプを手渡されてから、彼女は父が昇った階段を通り、空き部屋まで案内をした。
 階段を昇った先のT字路を左に曲がる。

「ここです」
「どれどれ」

 暗い部屋に、フランクは品定めをするように入って行った。
 一方のダイスは、レイチェルの方に振り返る。
 肩を壁に預けながら、彼はタバコを取り出し、火を付けた。
 淡い煙が天井へ昇ってゆく。

「すまないな。面倒かけて」
「いいえ。高い宿賃を頂いてますから」

 レイチェルの台詞に、今度はダイスが笑う番だった。
 一本取られた気分である。

「それじゃ、私はこれで」
「ああ。おやすみ」

 ダイスの視界の中で、レイチェルは優雅に振り返って歩み出す。
 やはり、ドミナンテで見せたダンスは伊達ではない。
 と、自分の中にオイルライターが残っているのに気が付いて、ダイスはレイチェルを呼び止めた。

「リカルドに返しておいてくれ。大切なものみたいだからな」
「あ、はい・・・」

 レイチェルは少し慌てながらも、両手で丁寧に放り投げられたライターを受け取った。
 そして、ふと浮かんだ疑問を口にする。

「どうして、父の名を?それに、大切なものって・・・」
「そいつは本人に聞いてみるといい。それじゃ、おやすみ」

 ダイスは手を軽く振って挨拶をして、部屋に消えていった。
 それを見届けてから、レイチェルは怪訝そうに父がいつも使っているライターを眺めつつ、父のいる部屋の前まで移動した。
 階段を挟んで、ちょうどダイスたちの部屋とは真反対にある。
 向こうが店で酔い潰れた客を泊めたりする来客用で、こちら側にあるのが父の部屋と、隣にあるのがレイチェルの部屋だ。

「お父さん、入るよ?」

 ノックをするが、返事はない。
 無言は了承と勝手に決め込んで、レイチェルは静かに扉を開けた。
 父が若い時から経営していた店だけあって、この時代では珍しいくらいレトロな造りであるため、開けるとギーッと耳障りな音がする。
 部屋の中では、父が照明もつけずにベッドに横になっていた。
 彼は娘が入ってくるなり、彼女に背を向けて窓の方を向く。

「このライター・・・ダイスさんが返すって」
「そこに置いとけ」

 父の言葉に、レイチェルはベッドの傍のテーブルに目をやる。
 相変わらず酒瓶とグラス、タバコが載っている。種類はどうであれ、この上からその三点がなくなることは決してない。

「これ、大事なものなの?」
「別に」
「・・・そう。変なこと聞いて、ごめんなさい」

 ライターの底に「Dear Ricard」という文字が刻印されているのを見つけた後、レイチェルは苦笑をして、言われた通りにそれをテーブルに置いた。
 そして、部屋を出る前に一言だけ尋ねる。

「あの人たちのこと、聞かなくていいの?」
「勝負に負けた男に、そんな権利はねえ」
「そっか・・・それじゃ、おやすみなさい」

 何故だかおかしくなって、笑みを零しながらレイチェルは父の部屋を後にした。



 その頃、フランクはベッドで大の字になって、天井を見つめていた。
 隣のベッドには、タバコを吹かせながら、同じく天井を呆然と見上げているダイスがいる。

「・・・で、どうするのさ、レイチェルちゃんのこと」
「これも何かの縁だ。できる限りのことはするさ」
「ただ単に可愛いから、でしょうが。まあ、同情しないわけじゃないけどね」

 ここに来るまでの間、車の中で彼女から聞いた話を思い出しながら、フランクは呟いた。
 彼女には、物心ついた時から母親がいなかったと言う。
 母親は彼女を生んですぐに死んだそうだ。
 それ以来、父親は男手一つでレイチェルを育ててきた。
 15歳になったあたりから、彼女は学校を止め、店の手伝いを始めた。
 時代は進んでゆく。
 父のこだわりではあるが、こんな古めかしい酒場に来る客などそう多くはなく、経営が苦しかったのだそうだ。
 店の手伝いをする傍ら、彼女は幼い頃からの夢であったダンサーの勉強をしていた。
 そんな生活をするようになってから3年が経ったある日、父親からダンサーの仕事を紹介された。
 夢にまで見た仕事にレイチェルは二つ返事で頷いたが、それがあのドミナンテでの職業だったのだそうだ。
 それが3ヶ月前のこと。
 当初はダンサーだけと聞いていたが、実はそれが風俗嬢も兼ねていると聞かされたのはつい一ヶ月前である。
 ドミナンテは新人のダンサーはすぐにはオークションにはかけず、一定期間を置くことで客を焦らし、値段を吊り上げているのだそうだ。
 だが、彼女はそれを聞いた後でも、父を責めてはいないと言った。
 店の経営だけではなく、慣れないアルバイトもこなしながら自分をこの年まで育ててくれたことを彼女は知っていたのだ。
 これが親孝行になるのなら、と覚悟をして今日という日を迎えたと言う。

「美しい親子愛・・・ってところかな?」
「確かにそうかも知れんが・・・自己犠牲は本当の愛なんかじゃないさ」

 相手を思いやり、尊い、守り、共にあり続けること。
 それが、ダイスの考える愛である。
 命をかけて愛する、というような表現をよく聞くが、それで自らを犠牲にするような真似は、彼は断じて許さない。
 守る、というのは、最後の最後まで相手を守り抜いて、初めて成せる業なのである。
 自らの命を捨て、途中で相手を突き放してしまう行為を守ると呼ぶのは、あまりに無責任過ぎる。
 レイチェルの場合にしても、そうだ。
 彼女は確かに店の経営には貢献しているかも知れないが、それで親であるリカルドが苦しんでいれば、それは愛する者を逆に傷つける行為に他ならず、ただの自己満足でしかない。
 愛は、相手に幸せをもたらすものであり、同時に自らも幸せにならなければ成立しないものなのである。

「ふーっ・・・」

 無くなりかけていたタバコを、ダイスは灰皿に押し付けた。
 ジャケットの胸ポケットに手を突っ込む。
 しかし、目的の物の感触を得ることはできなかった。
 ダイスは溜め息を漏らしてベッドから起き上がる。

「どうしたの?」
「タバコを取ってくる」

 一言言って、彼は部屋を出た。
 先ほど通った通路、階段を通過して店に降りる。
 月明かりが差し込む出入り口まで進んで、ドアを開けると古い鐘がまた鳴った。
 そこで、ダイスは妙なものを見かける。
 先ほど自分たちが車を止めた時にはなかった黒い車が、店から少し離れた反対車線に停車していた。
 エンジンはかけておらず、暗くてよくわからないが、運転席に人が乗っている気配がある。
 微かにそれを気にしながら、ドアも開けずに車の中に見を乗り出し、ダッシュボードからタバコを取り出す。
 それを胸ポケットに仕舞い込みながら、再び店に戻った。
 そこでレイチェルと鉢合わせる。

「ダ、ダイスさん・・・どうかしたんですか?」

 レイチェルはひどく驚き、動揺している様子だった。

「こいつを取りにね。君の方は?」

 ダイスは今仕舞ったばかりの小箱を摘んで、チラッと相手に見せてやった。
 一方のレイチェルは、声を聞いてもわかるほど緊張しているようだった。
 それを悟らせたくないのか、彼女は暗闇の中で引きつった笑顔を見せた。

「お父さんにお遣いを頼まれて・・・」
「・・・そうか」
「それじゃ」

 レイチェルは俯きながら歩み出し、男とすれ違った。
 その際、彼は、祈るように自分の胸元を強く掴んでいた彼女の手が震えているのを、見逃さなかった。
 また鐘が鳴った時、

「レイチェル」
「あ、はい・・・?」
「気を付けてな」
「・・・」

 背中を向けたまま忠告してくれたダイスに、少女は小さく会釈をして外に出ていった。
 全く、素直な娘だ。
 悪人にまでそうする必要なぞないだろうに。

「・・・ふぅ」

 溜め息を漏らしてから、ダイスは部屋に戻っていった。








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